観葉植物を育てていると害虫が発生する場合があります。ウンベラータにもハダニが付着することがあります。
今回は、ハダニの駆除方法をご紹介します。
ハダニとは?
ハダニとは、0.3~0.5mmと非常に小さな害虫です。肉眼で確認することはできますが、葉に近づかないと見つけることはできないかと思います。ダニの名称があることから、ダニの仲間と勘違いされがちですが、実は、蜘蛛の仲間になり葉に糸を巻く場合もあります。
観葉植物、野菜、花木など種類問わずあらゆる植物に寄生します。
ハダニが発生したらどうすればいいですか?発生はどこから?
ハダニが発生しましたら正しい駆除方法にて対処しましょう。
梅雨でジメジメした6月から夏ころにかけて、温度の高い気温の時期にハダニが発生しやすいです。
室内で飼育していたのに発生したりと、どこからハダニが発生したのか気になりますよね。
購入時から葉っぱに卵や成虫が付着していたり、非常に軽いために風に飛ばされて移動したりしています。そのため、対処無しでの付着を防ぐことは難しいです。
ハダニの症状は?
ハダニは葉の裏によく付着します。葉っぱから植物の水分・栄養等の養分を吸収し育っていきます。そのため、ウンベラータの成長を妨げることになります。最悪の場合、光合成に必要な葉緑体が減り、駆除せずに放置していると枯れてしまうリスクもあります。
ハダニは交尾せずに無精卵でも繁殖していくために、ウンベラータに付着が確認できたら、早めに駆除の対処をすること推奨です。
ウンベラータのハダニの駆除方法は?
霧吹きで水を吹きかける
ハダニは乾燥している環境を好みます。そのために、葉の裏などジョウロで水を与えにくい箇所には霧吹き等で葉っぱの裏も念入りに水分を与えましょう。
ハダニを予防する農薬
市販の農薬でハダニを予防することは可能です。天然成分のみの農薬でも効果があります。
ハダニが嫌うハーブで予防
よく害虫はハーブで予防ができますが、ハダニはハーブにもお構いなしに付着するために、ハーブでの予防は難しいです。
ウンベラータはハダニがつきやすい?
ウンベラータにもハダニはつきやすいです。ハダニが付着し放置していると、葉っぱがだんだんと黄色くなります。これは、光合成に必要な葉緑体が吸われており、光合成ができず回復もしづらくなってしまう悪循環が発生します。
ハダニを見つけたり、葉っぱが黄色くなりだしたら駆除対策を行ってください。早めに対処できましたら、ウンベラータの生命力は強いので、次第に元気な緑色の葉っぱに復活します。
ハダニに関するよくある質問
ハダニに関するよくある質問を回答いたします。
ハダニは人体に害がありますか?
人体への害はありません。しかし、植物への害はあり害虫に分類されます。
ハダニがついたらどうすればいいですか?
正しい駆除方法で対処してください。放置していると、植物が枯れてしまう場合があります。
ハダニが発生する原因は何ですか?
卵や成虫が植物についていたり、風によって付着し繁殖し発生します。
ハダニの見つけ方は?
葉っぱの裏を好みますので、葉を裏にし確認してください。また葉っぱの変色の異変を感じましたらチェックをしましょう。