ウンベラータ幹にカイガラムシ駆除方法と原因は?ベタベタ殺虫剤は効く?

ウンベラータ幹にカイガラムシ駆除方法と原因は?ベタベタ殺虫剤は効く?

観葉植物を育てていると害虫が発生する場合があります。ウンベラータにもカイガラムシが発生することがあります。
今回は、カイガラムシの駆除方法をご紹介します。

目次

カイガラムシとは?

カイガラムシとは、1.5mm~3.0mmほどの害虫です。見た目は白や茶色、黒の個体などがあります。世界で7000種類以上おり、日本でも400種類以上の確認がされており、様々な形状種類があります。成虫になると貝殻があるように見え、カイガラムシとの名称があります。

カイガラムシ幼虫の発生時期は、5月~8月頃です。

カイガラムシのベタベタする症状 葉や幹に付着

カイガラムシ


幹や葉っぱにカイガラムシは付着します。そして、葉っぱなどから、植物の液を吸い栄養分を奪います。観葉植物のウンベラータにも付着します。また、カイガラムシから排出される物質には、粘度があり葉っぱや幹などをベタベタにする症状があります。

そのベタベタから別の細菌が付着したりと、植物の病気の原因にもなりかねません。さらに排出物には糖分が高いために、アリやアブラムシなど他の害虫等を寄せ付けるやっかいものです。そのため、見つけたら早めの駆除が必要となります。

ウンベラータにカイガラムシ発生は原因は?どこから?

ウンベラータを室内で育てていても、カイガラムシが発生する場合があります。どこからきたの?と疑問に思う方も多いかと思います。
発生原因は、衣服についてきたり、風で飛んできたり、土にいたりと様々な原因が考えられ、自然に防ぐことは難しいです。そのため、予防と駆除が必要となります。

ウンベラータのカイガラムシの駆除方法は?殺虫剤おすすめ

ウンベラータにカイガラムシがついていることを発見したら、すぐに駆除をしましょう。他の害虫や病気の原因となるためです。

幼虫の対処方法 おすすめは殺虫剤・木酢液

カイガラムシは発生すると幹や葉っぱなど全体に付着するために、殺虫剤で全体的に対処することがおすすめです。
しかし、成虫になると殺虫剤の効き目は効かなくなります。

天然成分での駆除をしたい方は、重曹を薄めスプレーする場合もあるかと思いますが、カイガラムシにはあまり効果・効き目がないことを筆者は確認済みです…(牛乳を吹きかける駆除方法もあるようですが、匂い等もあります)
そのため、天然由来の殺虫剤や木酢液などでの駆除をおすすめします。

成虫の対処方法 殺虫剤は効かない?おすすめは歯ブラシ

成虫は糖度の高い排出物をだいたり、殻に守られているために殺虫剤が効かない場合があります。その場合は物理的に歯ブラシなどを利用し駆除します。
葉っぱや幹を傷つけないように、直接カイガラムシをこすり落とします。

ウンベラータのカイガラムシの予防法は?

カイガラムシはジメジメしたところや日陰を好みます。そのために、室内で飼育している方も定期的に外にだして日光を当てることをおすすめします。日光を当てることにより、ウンベラータ自体の栄養分も高まり丈夫になります。

また、大量に繁殖する前に定期的にウンベラータの葉っぱのうらや幹を確認することも予防に繋がります。

ウンベラータに付着したカイガラムシの画像・写真 閲覧注意

ウンベラータの葉っぱに付着したカイガラムシ

ウンベラータの葉っぱの葉脈に沿い、カイガラムシが付着していることが分かります。
歯ブラシや爪楊枝などで取りましょう。

幹に付着したカイガラムシ

幹に付着しているカイガラムシです。白いのが個体となり頑丈に張り付いています…

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この記事を書いた人

4年前から観葉植物のフィカス・ウンベラータを飼育しとても愛着が湧きました。ウンベラータを飼育・栽培している方の困りごとを解決できるよう記事を更新していきます^^

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